【マサオの映画バビュン!】北見映画祭特集③24日(土)上映2作品
【神在月のこども] 〜チケット発売中!〜
※ビデオメッセージを放映予定!
開場〜15:00
イベント開始〜17:10
上映開始〜18:00
終了予定〜19:40
場所:イオン北見店第二駐車場(ケーズデンキ側駐車場)
©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会
[ストーリー]
少女の名は、カンナ。
母を亡くし、大好きだった”走ること”と向き合えなくなったこども。
そんな少女が、在る月、絶望の淵に母の形見に触れたことで、歯車が廻りはじめる。
現れたのは神の使いの、うさぎ。出雲までの旅にカンナを誘う。
少女は問う「本当に、お母さんに会えるの?」
白兎は答える「ご縁が、あれば。」
行く手を阻むのは、鬼の子孫、夜叉。行く先で出あうのは、大小様々な八百万の神々。
神無月と書き、全国から神々が姿を消す月を神在月と呼び、神々を迎えてまつる神話の地。
島根・出雲、この島国の根と読む場所へ、自分を信じて駆ける少女のものがたり。
オフィシャルサイト :https://kamiari-kodomo.jp
原作・コミュニケーション監督:四戸俊成
アニメーション監督:白井孝奈
脚本:三宅隆太/瀧田哲郎/四戸俊成
キャスト:蒔田彩珠、 坂本真綾、 入野自由、 新津ちせ、 永瀬莉子、 高木渉、 茶風林、 神谷明
「自分を信じて駆ける少女のものがたり」
親子・家族・旅・相棒・天敵・成長…
出雲の神話を題材にしながら少女が苦難や喜びを体感し、自らの意志で成長する過程がきっと観た方々は熱くなります!
誰もが有り得るであろう日々の暮らしの中にある題材を、わかりやすく親しみやすい物語に構築し丁寧に紡いだこの映画。
©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会
[誰もがカンナを通じ昔の記憶が蘇ります☆]
今年の映画祭では唯一のアニメ作品です☆
沢山の子供たちに観覧頂きたいですが、この作品にある普遍的なテーマは世代を問わず胸に迫るコトと思います。
もちろん、アニメが子どもだけのコンテンツではなく(世界的にも)広い世代から昨今ホントに支持されています。どなたにもオススメしたいです!
そして豪華な声優キャスト※1の熱演も今作のみどころのひとつです。
『走る』というコトが物語のの大きな根幹になっています。それは人生そのものと映画を観てとても痛感しました。
生命のはじまりや通過点、折り返し地点、そして終点までの道のり…。
疲れたら休んだり、立ち止まってみたり、とんでもない回り道をするアンナにきっとアナタもエールを送りながら励まされるでしょう!
たぶん観終わったら家路を小走りする※2コト間違いナシです!
今、海外からの反響もスゴい※4『神在月のこども』。どうか是非大きなスクリーンで、大好きな友達や大切な家族と時間を共有しアンナと島根・出雲を巡りましょう!
『神在月のこども』統括プロデューサーであるGUM(株)オシアウコさんに作品のコトや北見市のコトetc…8つの質問をさせて頂きました。
[ウコさんはナチュラルで気さくで紳士的☆]
Q1.開催迫る今回の上映会に関して率直なお気持ち
↓
アニメということもあり、子供たちに車の中で映画を見るということを楽しんでいただけたらなと、良い想い出になって欲しいなと思っています。
Q2.ここ最近に参加された映画祭などの上映イベントの反響は?
↓
墨田区の墨田公園で先日、野外上映会を催しまして、見に来てくれた、こどもたちが上映後とても、楽しめたと直接声を聞けたことが嬉しかったですね。
子供たちに、日本に古来からある文化を知ってもらえるきっかけになれたなと、感じました。
Q3.ウコさんにとって主人公「葉山カンナ」とは?
↓
カンナにとって走ることは、とても大事なことで、走る=自分の好きなこと、を取り戻す過程を作品では描いています。
今を生きるこどもたちにも、自分の好きなことを大事にして欲しいなという想いがカンナという人物を作る時に考えていたことです。
そして、人は、心が沈んだ時や、何もしたくない時には、体を動かす、走る!ことで、心も動き出すものだと僕は信じているところもあるので、カンナは、僕にとっては、個人的な想いを体現してくれているキャラクターの1人です。
Q4.ウコさんにとって旅やロードムービーはどんなモノなのか?
↓
見たことのない場所に行くことが、好奇心をかき立てたり、新しい価値観を作ってくれるものだなと感じているので、基本的に、好きなジャンルです。笑
Q5. ウコさんが北海道の旅をロードムービーとして撮影するならどんなルートか?
↓
うーん。※3
そこまで北海道のどこに何があるという魅力をまだまだ詳しくしらないですが、
西から東に南北に蛇行しながら、バイクで横断にします。
Q6. 初公開から約1年経過した今の心境
↓
あと、何年先も、この作品を見てくれる人たちがいてほしいなぁと思います。
Q7. [映画バビュン!]だけの未発表秘話
↓
本作の1番最初にキャスティングが決定したのは、井浦新さんです。
Q8.北見ドライブインシアターに来場される観客へメッセージをお願い致します。
本作のテーマの一つに、日本の伝承を子供たちに伝えるという想いがあります。
いにしえの日本の伝承に触れる良い機会になってもらえると嬉しいです^_^
【刑務所の中】 〜チケット絶賛発売中〜
※ビデオメッセージを放映予定!
※当日は雨と思いますが、どうか北見市民の皆様!最初で最後の北見人気俳優『本田徳木』さんの名演を是非スクリーンで堪能ください!
開場〜19:40
イベント開始〜20:20
上映開始〜21:00
終了予定〜22:35
場所:イオン北見店第二駐車場(ケーズデンキ側駐車場)
©2002 松竹ブロードキャスティング
ハナワカズイチ。受刑者番号222番。銃砲刀剣類不法所持、火薬類取締法違反で懲役3年。
そこで彼を待っていたのは……告発、脱獄、暴力一切なし、「刑務所」のイメージを覆す獄中ライフ。
厳しい規律はあるものの、TVは見られるし雑誌だって読める。
お正月にはおせち料理も出るし、食事も忘れることなく3度3度きちんと出る。
真綿でほんわり包まれたような毎日…。
同房の4人、いや4匹との共同生活での他愛無い会話、懲罰房での袋張りの新記録達成など、些細な出来事はあるものの、シャバの事象は一切無縁。
毎日が静かに過ぎていく…。
監督:崔洋一
原作:花輪和一(「刑務所の中」青林工藝舎刊)
脚本:崔洋一/鄭義信/中村義洋
キャスト:山崎努、香川照之、田口トモロヲ、松重豊、村松利史、斎藤歩、伊藤洋三郎、大杉蓮、窪塚洋介、椎名桔平
北見では有名なカフェバー※5のマスター『ナルキ』さんこと本田徳木さんが(エキストラではなく)役者として出演した『刑務所の中』。
今回この作品が北見初上映というコトで忙しいところお仕事中に取材し、撮影時の思い出※6など(20年前なので)断片的に振り返りながらお話し聞いてきました☆
[多忙なところ無理やり当時使用した台本を探して貰い拝見しました^_^]
とにかくロケが過酷※7だったようで、深夜営業のカフェを閉店後仮眠しAM8:00〜PM8:00まで約2週間の撮影に参加されていたようです。
崔監督※8は厳しいと噂のベテラン監督ですが、クランクイン直後に転倒し怪我をし車椅子で移動するコトが多かったようで…そのコトもあってか時々ピリピリしていたようですww
そんなコトもあってか、現場は常にピリピリした緊張の現場だったそうです。
その過酷なロケの最中、楽しみなのは食事と俳優陣との交友※9だったそうです。
食事はロケ地が網走というコトもあり、地元のボランティアが漁師メシなど時々豪華なメニューの日があったそうです。
そしてロケ地の食堂には椎名桔平さんなど出演俳優と世間話しをしながら昼飯にするひとときも貴重な思い出になったそうです。
山崎努以外も遠藤憲一、椎名桔平、窪塚洋介、田口トモロヲ、松重豊、大杉漣など…
出演俳優が名優揃いで沢山の思い出があるようでした。
最後に北見ドライブイン映画祭に来場されたお客様へ『俳優・本田徳木』※10さんからコメント頂きました☆
『刑務所に入ったコトはモチロンありませんが(笑)それを体験できたコトがとても貴重な経験でしたし楽しかったデス。』
[撮影時の本田さん。心なしか緊張気味のよう('ω')]
『淡々とした物語ですが刑務所の日常をリアルに描いたこの映画は約20年前の作品ですが全く古びて無く面白いデス。』
『おそらく北見では最初で最後の上映会と思います。天気もあまり良くない予報ですが、どうぞこの機会に是非映画祭まで足をお運びください。お待ちしてます!』
※1:豪華な声優キャスト〜カンナの母を柴咲コウさん、カンナの父を井浦新さん、白うさぎを坂本真綾さん、出雲の大神を神谷明さんetc…
アッと驚く声優の方々が!
※2:家路を小走りする〜どうかクルマは放置しないでください(>_<)笑
※3:うーん。〜YouTubeか何かでウコさんが『テルマアンドルイーズ』好きと話していたので『北海道の旅』『ロードムービー』というキーワードはかなり盛り上がると勝手に想像してましたが…そうでもなかったようですww
実は今回北見映画祭初日に上映された『ニワトリ☆スター』もウコさんのプロデュース作品デス。
※4:海外からの反響もスゴい〜『神在月のこども』は現在、海外でも作品が配信されていまして、反響がモノズゴイらしいです!
※5:北見では有名なカフェバー 〜街中にある怪しげな看板が目印のBAR『Gの館』店内はオモチャや雑貨がいっぱい!
[階段を登るとソコは異空間…]
※6 撮影時の思い出〜当時使用した台本をなんとか探し出して二十数年前の記憶を丁寧に語ってくれましたがエピソード沢山ありすぎて全部掲載できませんでした泣
[歴史を感じる実物の台本]
※7 ロケが過酷〜朝の8時から夜の8時まで約2週間毎日現場に付きっきりだが店の営業もこなし閉店後に店内のカウンター下で寝袋仮眠する日々。そんな撮影も最終日に近いころ大遅刻をやらかしたらしい。撮影は8時からなのに起きたら10時!急いで現場に向かい謝るも…意外と怒られなかったらしいww
しかし崔監督をはじめ、山崎努や現場俳優、制作スタッフ全てを待たせたそのエピソードは名優・石立鉄男並みだ!そのせいで机に座ってるシーン撮影出来ず、入浴シーンも本田さんが出演する予定が撮影できず幻に!
※8 崔監督〜とにかくプロフェッショナルゆえに厳しい雰囲気が漂っていたそうですが、最後に記念写真を快く応じてくれた素は優しい貴殿
[当時ローカル情報紙に掲載された記事に若き日の本田さんと崔監督が!]
※9俳優陣との交友〜大杉蓮さんとよく雑談したりキャッチポールしたらしい。素朴でスゴい良い人だったらしい。窪塚洋介さんは他の役者とは距離感あり寄せ付けない空気があったらしい。香川照之さんはこれから人気出るオーラ出ていたそう。
木下ほうかさんは現場で常に物静かな方だったらしい。
山崎努さんは出演者の中でものすごいオーラな別格俳優でメイクさんやスタイリストその他付き人など常に囲まれているカンジらしい。全然近寄れない雰囲気だったそうだが、全てロケ終わりドラム缶の火にあたってた時山崎努さんがタクシーで帰ろうとした際にたまたま周りにスタッフが居なく写真をお願いしたら『イイよ』と優しく返答あり写したのが下の一枚。
[名優・山崎努さんと北見の人気俳優本田さん]
※10 『俳優・本田徳木』〜現場を見学にでもと気軽な気持ちと、貴重な体験が出来るなーとユルい気持ちで撮影に参加しエキストラと思い現場入りしたら役もついていてセリフもありとても驚いたそうです。