マサオの日々バビュン

リリーによる私的ブログ

新成人の方々へ2022〜オススメ3冊


新成人の方々へ


成人おめでとう。


強さで言えば聖人だ。


聖闘士(セイント)※1だ。




今日の日までには色々あったと思います。



だからこそ両親をはじめ


周りのヒトが心から喜んでくれる特別な一日



だけど不安もあると思います。



閉鎖された日常と未曾有な世界情勢。




いまキミがどんな境遇で



どんな悩みを抱えているのか全くわからない。




何か資格取得※2するため寝る前に勉強してるとか



先輩上司と反りが合わず悩んでるとか
 


クリスマス前に彼氏と別れたとか



再就職したがコロナ禍で待遇が悪くなったとか





何もしないで実家にいるヒトもいるだろう…。



私の成人式話は酷いからしたくない。



したくないケド…。



だけど誰かのピンポイントで参考になればと



そして自分の戒めのためここに記します。




成人式前後の生活サイクルは…



大学生で冬休み中の自堕落な毎日でした。


ビデオレンタル屋※3で深夜0時までバイト


その後朝まで遊ぶ〜昼まで寝る。


以上。



もう少し詳しく話すと…。



バイトは自分の小遣い代を稼ぐ為で




バイト代はマジックのようにすぐ無くなり




AEON近くにあった小さいが快適なアパート※4


家賃34000円



その他に生活費8万円※5



毎月約12万円を三年間




親から仕送りしてもらっていた。




もちろん入学金や前期後期の学費や



そういえば紺色のスーツも初めて購入した


(もちろん)母にお金を貰って買った
 
 

いらねーよとか生意気な口の利き方して


アレは成人式用だったね。



もしも当時の自分に会うコトができるなら



後ろからそっと近づきSTOお見舞いしたい



間髪入れず倒れた所を前田日明ばりにマジな目潰し!



まさにキングオブオブ親不孝でした



母はそんな私のコトを死ぬ間際まで心配してた



亡くなる前は失業して無職だったので



母に心配かけぬようスーツ姿で出掛け



近所の公園や喫茶店で時間潰しする日々…




大学時代もなかなかの自堕落ぶりでした。





当時は外食や彼女とのデートは最優先



光熱費は度々滞納してました。
(業者さまホントゴメンなさい泣)。


水道とかは業者さんに元栓を閉められる泣



それを勝手に自分で開けて(!)…


そんなコトするもんだから大変なコトが!…




ある日の水道元栓に巨大なリング状の部品が!



それはガッチリした頑丈なヤツ!※6


もう姑息な手段は通用しない(払えよ)



完全にライフラインの一つが断たれた泣



コレは流石に絶望した記憶あります。



水道のない生活は…



お湯を沸かせない(あたりまえ体操


トイレ流せない(近くのスーパーへ)


なによりもシャワー浴びれない※7。



バイトやデートには必ず浴びないとならん…。



そこで考えた作戦は…



7人いる友達の風呂に毎日通い身を清める作戦!



なんか7人てカッコいいね!



バイト前とデート前は急いでるから


ピンポン押し即上がり込んですぐ帰る。



風呂を浴びてすぐ帰るって…。



みんないーヤツだから風呂だけじゃなく



お金ないからゴハン作ってくれたり 



無一文で心細い私の話し相手になったくれたり



学生時代を沢山一緒に過ごした7人ね



コンロ持って海行ったり※8


クラブに行ったり※9


遠くに風呂入りに行ったり


安酒を晩酌したり







7人の(サムライ)友達のなんたる有り難さよ





その時サスガの無神経ヤングメンな私でも



親切が身に沁みる思いを今でもおぼえてます。



今は残念ながら7人の侍と疎遠になっています。



それぞれ家庭が仕事が皆多忙だったり遠方だったり…




なので今は本が友達デス※10 笑。



侍とは会えてないですが


しっかりと今の生活の中に



あの頃の思い出が毎日の糧になっている



そう言っても大袈裟ではないです。


どんなにだらしなくても


自堕落でも



必ず(自分より)モラルある友達はそばにいるし


襟正してフンドシ締め直す時も肌で教えてくれる。




だからね。



新成人のみんな



友達を大事にしよう



友達いないのなら…


うん…



…本を読もう!



…全く参考にならなかったねゴメン泣。


以上ですサヨナラ('ω')



f:id:inukun129:20220110125445j:plain
『日本人の底力』菅原文太※11


f:id:inukun129:20220110132211j:plain
伊集院静の「贈る言葉」』伊集院静※12

f:id:inukun129:20220110132217j:plain
『倚りかからず』茨木のり子※13




※1聖闘士(セイント):人気作家車田正美先生によるマンガが原作のアニメ『聖闘士星矢
「聖闘士」とは聖闘士星矢シリーズに登場する「聖衣」を装備して戦う戦士たちの総称。
12星座をモチーフにした鎧などの装備、ギリシア神話を題材にした物語が人気を博し、80年代週間少年ジャンプの看板作品の一つだった。当時は津別町石橋呉服店三兄弟のひとりシンジロウくんが熱狂的なファンで様々な型を丁寧に披露してくれた思い出がある。

※2資格取得:この齢になるというのに同級生(特に女子)は様々な資格を取りアクティブに活躍の幅を拡げている〜ちなみに私は今年古物商を取得して移動古本・レコード屋として地方へ巡業行脚計画中

※3ビデオレンタル屋:学生時代に某レンタルビデオチェーン店の大町と栄店両店に勤務しナゼか死ぬほどホラービデオ鑑賞をした反動で今は全くその手の作品を観ない(>_<) 2年半ほど勤めたがある日突然金髪に染め出勤しその日にクビになった泣

※4快適なアパート:今も某イオン北見店近郊マサオハウス近くにある坂の中腹にあるアパートの生活は初一人暮らし思い出の住まい〜ひとり風呂に入り大声で叫ぶもよし誰に気兼ねなく夜更かしもよしだったがアパート前の坂をサイドブレーキ引かす愛車スカイラインパサージュが無人で某量販スーパーまっしぐらに降りだしあわや大惨事の所に自らカースタンドマンの如く全力で駆け降り飛び乗りながらサイドブレーキを引いた今思い出しても冷や汗な事件アリ


※5生活費8万円:振込日全額出金してパチ屋へ直行はらたいらさんに全部‼︎(ダメ人間)

※6ガッチリした頑丈なヤツ!:鉄製?の大皿くらいある金具を近く深い水道菅の根本にガッシリハメられるとジ・エンド!コレに遭遇した日バイトクビになりWショッキング(>_<)

※7シャワー浴びれない:北見市内某病院事務長代理で幼稚園〜大学一緒の幼馴染であるマッコのアパートも近いので時々シャワー借りに行った…借りてる立場なので一応気を遣い夏はもちろん秋冬もノーボイラーなのでカラダが寒く硬直し冷水に耐えられなくなると叫ぶので近所迷惑だとマッコから指摘され消沈した20歳の初秋


※8コンロ持って海行ったり:20歳くらいの頃は網走の海に度々ドライブがてら行っていたが当時所属していた応援団の先輩とテトラポットまで遊泳した時はよじ登れず本気で溺れ死にかけ巨体の横山先輩に担がれ一命を取り留めたが大量に塩水を飲み以降この齢まで海遊びはしていない

※9クラブに行ったり:当時複数あるハコの中でイチバン大きいクラブ(ディスコ)ムーサは応援団の先輩が黒服をしてた経緯もあり時々行く〜ある日階段踊り場でレンタルビデオ屋のバイト女子が男2人に絡まれ助けるも仲間を呼ばれ1対10人の喧嘩になり蹴られた際に頭皮がパッカリ割れ流血し大怪我するも警察沙汰にしたくない一心で血だらけ状態で無理矢理帰され顔面真っ赤な状態でマッコの家に行くも爆笑される…その10年後バンド練習の休憩中その話題になり会話中ギターのFくんが『それボクの義兄だわ』と告白され詳しく話し聞くと気に食わないヤツを縄で縛り若松の山(通称ナンパ山)の上から放り投げたりする伝説がある破天荒な人物らしい…ちなみに救出したバイト女子は血塗れの私を横目にソーっと帰宅しその後今まで全く音沙汰なし

※10 本が友達デス:キャプ翼ボールが友達みたいなカンジです

※11『日本人の底力』菅原文太:すがわらぶんた 2022年1月現在Amazon最安値7,149円という破格プレミアな希少本!1933年(昭和8年宮城県仙台市生まれ(享年81歳)日本の俳優(キャリア最初期は劇団四季の一期生)、声優、ラジオパーソナリティ・農業従事者。若い頃は日本初の男性モデルクラブを設立し自身も長身を活かしモデル活動を行っていた。
80年代からはTVドラマにも出演し、名作『北の国から』かぼちゃ積み上げ「誠意とは何かね?』の名セリフのモノマネするヒトよくいました。その後はナレーターや声優も務め、年配者には 『仁義なき戦い』『トラック野郎』シリーズの印象が強烈だが若い世代にはジブリ千と千尋の神隠し」釜爺の声を担当したコトのほうがわかりやすいカモ。ちなみに私の父が大の『トラック野郎』ファンで自信もリアルトラック野郎だったコトもありエキストラ出演した際幼い私を連れ当時北見市内中劇にて自身の出演箇所確認の為鑑賞するも運転シーンのアップが他人とすり替えられてれ事実に父が落胆しその姿がとても悲しかった切ない記憶がある。
菅原文太の晩年は、膀胱がんを患いその後12年に俳優引退を宣言。それと前後して山梨県有機農業に取り組みながら講演活動を行っていた。14年11月28日、転移性肝がんによる肝不全のため死去。
亡くなる寸前まで大好評だったニッポン放送のラジオ番組『菅原文太 日本人の底力』を記録した本書は、各著名人と真摯に対峙した魂の記録。リンゴ農家〜大学教授や作家・冒険家まで幅広い対談を納めた食と農業、原発と復興、日本国憲法etc…今読み返すと、コロナ禍以降の指標となるであろうエピソード多数の内容。日本人はプライドと自立する心を取り戻せ!菅原文太、最後のメッセージ。

※12『伊集院静の「贈る言葉」』伊集院静:いじゅういんしずか 帯文を読むだけで目頭がアツくなるコト必至!
2000年より成人の日、新社会人の入社の日にサントリー新聞広告にて掲載された文書を書籍化したフレッシュマンの聖書(バイブル)。
1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業で天下の電通〜CMディレクターなどを経て作家デビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で直木賞、94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、02年『ごろごろ』で吉川英治文学賞受賞etc…など華々しい受賞経験ある大人気作家だが幼い頃は、絵を書くコトに没頭していた本格的に美術作家をめざしていたほど。描きすぎて神経症になるほど、とても絵を描くことが好きだったらしく、その頃は本をほとんど読まないコだったそう。趣味はまた多方面に広がり野球観戦、麻雀、競馬、競輪、ボクシング、美術鑑賞、ゴルフと様々。中でも野球にはかなり造詣が深く現役時代の長嶋茂雄に直接スカウトされるというミラクルな体験をしておりその際本人から直接バットとトレーナーまでプレゼントとしてもらったそうでその日以降美術の道を断ち野球選手を目指すようになる(のちに野球肘になり選手の道を断念)。伊集院静という芸名は少女漫画「はいからさんが通る」の登場人物、伊集院少尉からとったものだそう。
電通退職後フリーとなりCMディレクターを経て80年代〜松原みきユーミン松田聖子
薬師丸ひろ子和田アキ子らのツアーの演出やファッションショーなども手がける多彩ぶり。

※13『倚りかからず』茨木のり子:いばらぎのりこ 、1926年大阪府大阪市生まれ愛知県西尾市育ち(享年79歳)日本の詩人、エッセイスト、童話作家、脚本家。
1999年、73歳で刊行したこの『倚りかからず』が詩集としては異例の単行本・文庫累計25万部突破の大大ベストセラーに! !
2007年放送のドラマ『3年B組金八先生』第8シリーズの作中でたびたび茨木のり子の詩が取り上げられたコトが広くその名を知らしめるきっかけにもなった(第1話・第21話)。
私は仕事で悩む時も無職時代も体調崩した時も思い返せばいつも私は茨木のり子に激を飛ばされ励まされてきました。
真の通った強いコトバひとつひとつと感受性豊かなその人柄によって紡ぎだされた詩集『倚りかからず』は新成人はもちろん一家に一冊です是非に!