【業務連絡とお知らせ】
リトワニ 読書部員・サポーター各位〜
除菌・感染予防と換気を徹底的に行い
参加者の方々にも距離をとって座るなどご協力いただき
小規模でしたが昨夜、第一回読書会※1 無事終了しました。
お集まりいただいた方々はもちろん
参加見合わせた方にも心から感謝致します。
第一回目は作家リリー・フランキーさんが自身の母親との半生を綴った累計発行部数200万部超えのベストセラー
［雰囲気こんなカンジでゆるくやりました('ω')］
選書理由はとても良い本なのにブコフで105円（今だと220円）で叩き売られその度に憤りを感じ
見つけ次第片っ端から保護作戦※2 続けもう30冊以上家にあり（一時期50冊くらいあった）
いつか読書会する時はこの作品を参加者全員に贈呈し同時読みするのが夢だったので（矛盾しますがもし参加者で次に紹介したい友人知人がいれば定価でおススメ頂きたいデス）。
不遇の時代、当時三輪にあったパチンコイー◯ル。※3
その日も早起きしてパチ開店前に働き盛りのいいオトナが気合いマックス（ナナミナレイナミナ）で並ぶというルーティーンの日々。
キングオブダメンズ。※4
当時母は長期入院中で ※5
病床にて読み終わった母からコレを借り
新台入れ替え朝11時開店までの約2時間30分の間に3回号泣。※6
縦列に並んだちょうど真後ろの焼けた肌が逞しい小柄なおやっさんが私のコトを難儀に思い無言でヤクルト手渡すくらい※7 大傑作の本書。
いや違うんです。
映画をご覧になった※8 貴殿貴女に伝えたい。
本を原作を是非読んで欲しいのです切実に。
読み始め２００pくらい難所※9 と思われるますが
その先がもうジェットコースターのように
例えるなら北見ファミリーランドのクレイジーマウスのように※10 一気に老若男女読み終わる仕掛けのヤツです。
当時自堕落でその日暮らしの私ですら未来の様々なコト深く考えるキッカケになりました（薄っぺらい）。
［読書会はシメカレーの元祖リトワニ オニ（オン）カレー食べながらゆるく〜Photo：カッちゃん('ω')］
かの名演出家 久世光彦 ※11が
「泣いてしまった…。これはひらがなで書かれた聖書である。」というコトバ
うん、たしかに！
決して大袈裟ではなく その通りだと思います。
発売から１５年以上経過していますが
その描写はなんら色褪せるどかろか
なんなら今の令和２年このタイミングに
こそ
何か指針になるヒントのようなモノが作品随所にあり…
是非自宅で過ごす時間が多いこの機会に手にとって欲しい一冊です。
さすが第7回みうらじゅん賞受賞作品 ※12です。
読書部最年少参加者（女子）※13のP48抜粋文からはじまり
一冊の本を通し沢山の実りあるお話を共有でき充実した時間でした。
主催した自分自身が一番楽しんだのかもしれません。
只々皆様に感謝致します。
ちなみに今後もワクワクするような企画が（北見市内で執筆している作家さんや北見出身の作家さんを交えたり…※14）進行中です。
ところで2020年4月6日8：30現在コロナ感染者数は日本国内で3129人となり
連日の自粛要請に加え暗いニュースが次々と報道されていますが
当店も現状を冷静に踏まえ
様々なイベントが中止or先送り ※15になりました。
［日頃除菌及び抗菌など徹底していたので常備していた除菌シートや消毒用エタノールが大活躍］
今後の催しも先送り&開催日未定ですが
どうか参加された方・見送られた方々や励ましエールくださった方々…
皆さま一人一人がこの困難を乗り越え
健やかに安心して楽しく過ごせる平穏な日々を迎えられるコト
ホントに願っています。
その日までリトワニを存続する努力を怠るコトなく精進する次第であります。
どうか今後も暖かく見守りいただけるコトを切に願います。
ではまた('ω')
追伸：読書会開催にあたり指針となり参考にさせていただいたBookCafe&Barカゼノイチ様に深く御礼申しあげます
※1 第一回読書会：構想20年遂に‼︎…しかし第二回開催は実現するのか⁈
※2 保護作戦：当の本人はその行為及び正しさを疑わないが側から見るとキングオブ無駄遣い以外のなにものでもないようです
※3 パチンコイー◯ル：今は全く賭け事ナッシングだが当時は現実逃避なのか意味なくホール通い&運転はあまりスキではないのにドライビング（オールナイトby尾崎豊）していた
※4 キングオブダメンズ：ちなみに最近キングオブステージでおなじみライムスターを好んで聴いているが某有名グループとのビーフ合戦が終息したらしく安心している
※5 長期入院中：この数日後に母親はリリーさんから直筆サイン&メッセージ頂くもそんなコトは全く想像すらしてなかった
※6 3回号泣：大粒で流れるので対策として当時お気に入りティアドロップサングラス（西部警察みたいなヤツ）で急いで隠すも全く効果なし
※7 ヤクルトを手渡されたくらい：記憶が定かではないがその際なんかねじれたキナコ味のカリントウ風菓子も勧められたが丁重にお断りした
※8 映画観たとか言ってる：映画は映画で素晴らしいし樹木希林さんの演技もナチュラル過ぎてベストオブオカンな演技力
※9 200pくらいが難所：今回このハードルで一旦中断する方も居たのでは…⁈
※10 クレイジーマウスのように：札幌中島公園こどもの国にて私が小3の時初乗りのマシンと同型がコレで楽しくて興奮し何度も繰り返し乗り挙句気持ちが悪くなり公園内ベンチ裏でリバースした（嘔吐物の）ニガい記憶が。ちなみに都内にも本店を構える某人気美容室代表の幸司 兄ぃはディズニーランドのコトをネズミーランドと度々言及しているがこのクレイジーマウスがゆかりなのか定かではない
※11 久世光彦 : 演出家、プロデューサーとして代表作『寺内貫太郎一家『時間ですよ』『ムー一族』。TV版『東京タワー〜オカン…』を演出予定もクランクイン直前に死去 〜久世光彦wiki ちなみに現在某小林病院にて入院中の俳優志望ユーキングこと祐樹くんは久世さん関連したこのあたりのドラマがツボらしい
※12 みうらじゅん賞：毎年勝手に選定し授与するカンジで雑誌宝島で好評も紙面リニューアルの際突然終了し5年間のブランクを経て、2005年から復活（復活の理由は、リリー・フランキーが「自分もみうらじゅん賞が欲しい」と言ったためだというww）。〜みうらじゅんwiki
ちなみに元ジズーとティティのヨッシー愛読の『週間プレイボーイ』よろしく、私が毎週欠かさず読んでる『週間SPA』にて好評連載中のコーナー「グラビアン魂」はみうらじゅんとリリー両氏が好みのグラビア女優を勝手にプロデュースし過激な演出とお下劣な掛け合いの内容である為、家族にエロい雑誌見てる眼差しされ肩身が狭い
※13 読書部最年少参加者（女子）：いつの時代も若い世代は感性が鋭い
※14 北見出身の作家さんを交えたり…：あの方じゃないですアノ方です（お楽しみに）
※15 イベントが中止or先送り：但野正和（ダブルサイズベッドルーム、ex最終少女ひかさ）弾き語りライブやDJイベントが4月に予定されていたが延期になりとても残念
